今回は「技術・人文知識・国際業務」ビザで許される仕事内容についてです。
以前、
「外国人を社員として雇いたい ~「技術・人文知識・国際業務」の2~」
で、簡単にご説明させていただきました。
今回はもう少し細かくご説明いたします。
「技術・人文知識・国際業務」ビザでできる仕事は、おおまかなイメージとしては、日本の専門学校を卒業した方や、大学卒業程度以上の方が、大学で学んだことを活かした仕事です。
要はホワイトカラーで高度な仕事です。
なぜ高度という言葉をつけたかというと、ホワイトカラーでも簡単な仕事では認められないからです。具体的に言えば、入力作業、ソフトを使った誰でもできる作業などです。
実はここの線引きは難しい場合もあります。
こんなことを書くと、
「ではどこまでが大丈夫なのか?」
と思われる方も当然いらっしゃるでしょう。
ここまで書いておきながら申し訳ないのですが、個々のお仕事内容をお聞きしないと判断ができません。そして私が判断しても入管が私と同じような判断をするとも限りません。
こういうと本当に
「じゃあどうすればいいんだよ!!」
とお思いになるでしょう。
そういう方はお手数ですが、お問合せフォーム(ここをクリック)よりご質問ください。
「細かく説明すると言いながら抽象的で結局は個別相談なんてひどいじゃないか!」
と思われてる方、本当に申し訳ございません。
その通りでございます。
では、なぜかご説明させていただきます。
2つのケースでお話させていただきます。
1,IT業の場合
ITと一言で申しましても、ハード製作、ソフト制作、はたまたAI、プログラミングなどもあれば、簡単な画像加工、簡単なホームページ作成、そして入力、、、様々なお仕事があるわけです。
上記では簡単なホームページ作成と書きましたが、ものによっては高度な知識と技術が必要なホームページもあるわけです。
そう。
具体的にお聞きしないと
「この仕事だったら技術・人文知識・国際業務に当てはまります。この仕事だったら当てはまりません。」
と言えないのです。
今回はITでお話しましたが、他の業種でも同じようなことがあります。
2,専門的な分野(一般には知られていない分野)
過去に、専門的かつ最新の医療系の業種に就く方のビザの取得をご依頼いただいたことがございます。
そういう場合は、まずその分野について私がご依頼いただいた会社様から資料をいただき、ご説明を受け、そのうえで判断させていただきました。
中には、恥ずかしながら私が知らない業種や仕事というのもあります。
そして、そういう業種や仕事は、おそらく審査する入管の審査官も知らないと思われます。
なので、
「この仕事だったら技術・人文知識・国際業務に当てはまります。この仕事だったら当てはまりません。」
と判断するには、具体的にお聞きしないとできないのです。
上記2つが、具体的にお話を聞かないと「技術・人文知識・国際業務」に当てはまるかどうか判断できない理由です。
なので、もし外国人の方にしていただきたい仕事が、「技術・人文知識・国際業務」に当てはまるかどうかお聞きになりたい方は、お問合せフォーム、またはお電話でご相談ください。
お電話でのお問い合わせは、03-6326-6602です。