社長さん!!あなた逮捕されますよ!!40 ~入社前から地獄です!義務付けられる「3時間の事前講義」と「生活立ち上げ」全ToDoリスト~
「在留資格の許可さえ下りれば、あとは外国人が勝手に日本に来て、勝手に働いてくれる」
もしそう思っているなら、大間違いです。 特定技能制度において、社長(受入れ企業)の義務は、彼らが日本に来る「前」から始まっています。
しかもその内容は、入管法によって「分単位」で管理されるほど厳格です。 今回は、社長が思わず「めんどくさい!!」と叫びたくなる、入社前後の「支援義務ToDoリスト」を公開します。
これらを1つでもサボれば、許可は下りないか、後で取り消されます。
1. 【入国前】ビザ申請前に必須!「3時間の事前講義」
まず、彼らを呼び寄せるためのビザ申請(在留資格認定証明書交付申請)をする「前」に、以下のタスクを完了させなければなりません。 申請した後では手遅れです。
-
[ ] タイミングの厳守 必ず「ビザ申請前」に実施しましたか?
-
[ ] 3時間の確保 労働条件や日本のルールについて、「3時間程度」かけて説明しましたか?(1時間で終わらせたら不十分とみなされます)
-
[ ] 通訳の手配 ここが最難関です。日本語ではなく、「外国人が十分に理解できる言語(母国語)」で行いましたか? (社長のカタコト英語や、日本語能力試験N4レベルの本人への「日本語での説明」は認められません)
-
[ ] 対面またはテレビ電話 資料を郵送して「読んでおいて」は禁止です。Zoomなどで顔を見ながら説明しましたか?
-
[ ] 履歴の保存 「いつ、誰が、どうやって説明したか」を記録し、本人の署名を貰いましたか?
社長、これ自社でできますか? ベトナム語やネパール語の通訳を、申請のたびに確保できますか?
2. 【住居確保】「とりあえず寮で」は通用しません
外国人が空港に到着するその瞬間までに、基準を満たす部屋を確保し、契約を済ませておく必要があります。 「会社の空き部屋に雑魚寝」は許されません。
-
[ ] 広さの計測 1人当たり「7.5㎡(約4.5畳)以上」ありますか? (2段ベッドを詰め込むタコ部屋はNG。ロフト部分は面積に含まれません)
-
[ ] 連帯保証人 外国人が部屋を借りる場合、会社が「連帯保証人」になるか、保証料を会社が負担しましたか?
-
[ ] 初期費用の負担 敷金・礼金・仲介手数料は会社負担です。本人に請求することは禁止です。
-
[ ] 社宅の準備 自社物件の場合、寄宿舎としての届出や消防設備の点検は済んでいますか?
3. 【入国直後】配属初日は仕事できません
「よし、空港に着いたな! 明日から現場に入れ!」 これも違法です。 入国してから配属されるまでの間に、以下の「生活立ち上げ」を完了させる義務があります。
-
[ ] 空港出迎え 到着ロビーで出迎え、社宅まで車で送り届けましたか?(現地集合はNG)
-
[ ] 8時間の生活講義(生活オリエンテーション) ゴミ出し、日本の交通ルール、110番のかけ方、防災などについて、「8時間以上」かけて教えましたか? (※過去に日本にいた技能実習生などは短縮できる場合もあります)
-
[ ] 役所への同行 転入届、国民健康保険、国民年金の手続きに、担当者が一緒に窓口へ行きましたか?
-
[ ] 銀行口座・携帯・ライフライン 給与振込用の口座開設、携帯電話の契約、電気・ガス・水道の開通。これら全てに同行し、契約を補助しましたか?
ご質問は・・・
「こんなこと聞いていいのかな?」と迷っている間に、期限は迫ってきます。
難しいフォーム入力は不要です。
LINEなら、スマホから一言送るだけで大丈夫です。
▼LINEで今すぐ相談する(無料)
▼お電話でのお問い合わせはこちら 03-6326-6602 (受付:平日10時〜18時)
※外出中や面談中は出られないことがありますが、その際は折り返しお電話いたします。
適正な手続きこそが、貴社と外国人社員双方を守る最強の防具となります。
最近の記事
- 社長さん!!あなた逮捕されますよ!!~47~ 書類不備で即不許可!申請前にクリアすべき「3つの法的インフラ」と「求人の罠」
- 社長さん!!あなた逮捕されますよ!!~46~ 「来月から現場投入」は100%無理!絶望の二段階審査とタイムライン
- 社長さん!!あなた逮捕されますよ!! 45 ~「楽な道」を選んだ会社は全滅します。特定技能で生き残るための「7つの鉄則」~
- 社長さん!!あなた逮捕されますよ!!44 ~5年で帰国か、幹部として残すか。「特定技能2号」の高いハードルと経営判断~
- 社長さん!!あなた逮捕されますよ!!43 ~「なんでアイツらだけ!」日本人社員が激怒する組織崩壊の危機と、正しい「同一労働同一賃金」の正解~
